新戦力の緒戦はまずまずだったぜ

大盛貝塚

2020年03月07日 20:21

今シーズンに使うべく、この冬に確保した新戦力はいろいろあるけれど、最も期待しているのがリョービのマチュリティとシマノのトラウトワンNSだ。

シマノ(SHIMANO) トラウトワン NS S71L


マチュリティは低価格ながらねじ込みハンドルとメタルボディ採用の高剛性スピニングリール。
トラウトワンNSはシマノの本流トラウトロッドではあるが、シーバスに使用されることもあるような高性能で汎用性のある中堅ロッド。
僕好みのこの組み合わせで、弥生に入ったこの春、ナチュラルフィールドでの釣りをスタートさせたのだった。

開幕戦はいきなりナイターから。
マルタウグイが昇って来たか確認をかねて近所の川へ。午後6時半ごろポイントにイン。
うーん、なんだか濁っているが生命感はある。それっぽいポイントを打っていくと、ショートバイトっぽい感触も。
春先はやる気はあっても体がついていかない、アグレッシブなくせにスローな魚が多い。
先発かつ最終兵器のラパラCDJで、エグレた場所を流していくと、ヒット!

60センチくらいの良型のナマズで、天然の場所での今シーズン初フィッシュ。
渋めのバイトだったけどうまく掛かってくれた。

後日、今度は昼間に同じポイントへ。
上流の工事のせいで水が泥濁り。年度末だから?
仕方ないのでポイントにタイトについているであろう魚を狙うべく、いろいろ試してみる。
が、ウィグルワートをバイトもないまま2つもロストorz

目先を変え、ラパラCD5のパールホワイトにチェンジ。水が白濁りなので、水の色に合わせて。

Rapala(ラパラ) カウントダウン


岸際をゆっくり巻いてくると、ブルンとした手応え。
しかしアワセを入れられず。にもかかわらず、ロッドが魚を絡めていて、そのままファイトに持ち込む。
上がってきたのはスモールマウス。


サイズは25センチ程度だけど、今期の初物。
引きも結構激しくて中々の体力だった。
とはいえ軽く触れる程度のアタリだったのに、フックアップしてくれたのは竿のおかげだろう。
僕のトラウトワンの番手はS71L。ソフトなティップが渋いバイトでも絡み取ってくれた。
といってもバットパワーが弱いわけではない。
外道で釣れたにせよ嬉しい一匹だ。

その後、若干ポイントを変更して、瀬尻を同じくCD5でドリフトさせていると、引ったくるようなバイト。結構デカイ。
本命か、と思いきや、しばらくのファイトの後に上がってきたのはいつもの友達。

59センチのニゴイさん。彼も繁殖期に入ったのか黒ずんだ体色をしていた。

その後はアタリもなくなりストップフィッシング。

新戦力は期待通りの力を発揮してくれた。
トラウトワンNS S71Lは、「30メートル以内で30~50センチの魚をハードルアーで釣るためのロッド」だった。
テーパーは素直なレギュラーファスト。ティップか特筆もので、チューブラなのにとてもソフトでショートバイトでも乗せやすい。
ミノーも巻物も使いやすい、トラウト専用にするには惜しいロッドだ(僕は最初からトラウトに使うつもりが無いが)
ただし、感度は最近のロッドとしては悪い方だと思う。ワーミングには向かないだろう、使えないと言うほどではないけれど。

リョービのマチュリティは、思った以上の高性能。60センチ近いニゴイの引きも、ボディの歪みは一切感じない。また普通のリトリーブで、不思議と巻きが安定する気がする。なるほどこれがメタルボディの力。
そういや昔使っていたシマノの黒ナビもメタルボディだったけど、あれもプラグが使いやすかったかも。
巻き心地も他社に劣らずスムーズだ。

惜しむべくはドラグ。悪い訳じゃないけれど、ダイワATDを知ってしまった今の僕には、もう少し粘りが欲しいと思う。
ただこれはドラググリスの性能なので、そのうちグリスを足してみようかと検討中。

初使用なのにとても馴染んだ、僕にジャストのタックルだった。川スモールにも、ワームロッドとスピニング二本差しで行くと捗るかも。

これは、今シーズン、釣れたな(確信)。

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