突然ですが、このブログで最も閲覧数が多いのはラパラCDJ-7のエントリーです。
最初はイマイチ使いどころがわからなかったルアーだったけど、今となっては依存症かというくらい溺愛しているこのルアー。
確かに使いどころが微妙、というか活きるポイントが限られるので、決して万能ではないのだけれど、ハマった時は魚が神がかった反応をするので、もはやタックルボックスからは外せない。
今は製造されていないみたいだけれど、なんとか再販してくれないだろうか...。
こんなに愛するCDJ-7なのだけど、僕が使うポイントでは、実は吊しのままの状態ではバイト数がガタッと落ちるのだ。
デフォルトで付いているのはVMCの太いフック。
これが悪い、というか、このサイズのフックだと少しルアーの動きが変わるのだ。
うーん、違うか。吊しの状態が本来の動きとするならば、フックを変えた場合のアクションが、僕の行くフィールドにとてもマッチすると言った方がいいかな。
話はカンタン。
デフォルトのフックはそれなりに太くて大きいので、少々重量がある。
これを細軸、もしくは小さいものに変えると、フック重量が軽くなり、アクションもややブリブリ感が強くなる。
アングラーにとっては微妙な差ではあるのだが、効果は絶大。魚へのアピールがどの程度変わるかは正直わからないのだけど、明らかにバイトは増えた。
僕の場合、カルティバST-11の#8あたりのフックに換えている。
オーナー針 ST-11 スティンガートリプルフック
別にこれに拘らなくても、そのくらいの重量のフックならわりと何でもいい感じ。
もちろんフック形状や強さはそれぞれなので、あくまでアクションに限った話。
ちなみに最近はDUOのスピアヘッドリュウキの純正フックを使用。理由は安いから笑
これに限らず、フック重量が与えるアクションへの微妙な変化は、アングラー側にとっては僅かでも、釣果には大きく影響すると感じる。
何が良いか悪いかは各々のシチュエーションと好みに依るから正解はないだろうけど、それが合った時は同じルアーとは思えないぐらい魚の食い付きが違う。
個人的には、同じラパラでもCDやF、シャッドラップなんかは逆に重めのフックの方がいい気がする。ちなみにこれらはフックが重いとウォブリングが抑えられてローリングの割合が増す。
軽くした方が良いと思ったのはCDJ-7以外にはハスキージャーク。動きのキレが増すのでジャークしたときの定点ローリングアクションがやり易い。
もちろんラパラに限った話ではなくて、すべてのルアーに言えることだと思う。
玄人ほどフックにこだわるのも、こういった事情がありそうな。
そしてアングラーはまた深く沼にハマっていくのだ...。
あ、ちなみにルアーのボディに張り付けるようなシンカーでも調整出来ます。
重量バランスを取るのは、これはこれで難しいのだけど。
ともかく、フック重量はルアーフィッシングにおける、地味なのに大きなエフェクターだというのは断言していいかと。
ちなみに小さく軽いルアーほどアクションが変わるのでご注意を。
さあ、みんなでフック沼に沈もうぜ笑