荒川上流シーバスのシーズン終了のお知らせだぜ

大盛貝塚

2021年10月26日 08:26

今年の10月は、まれに見る気温差の激しい1ヶ月でした。
僕の町では、上旬は30度を越える日もあるほどの暖かい日が続いたのに、下旬は最高気温が10度台前半の日もあるほどの寒気も。
日本の秋はどこへ行った?

しかし水の中の季節は、それでも動き続ける。
海と違い、僕のホームエリアとしている荒川中流の季節は、水温が高くとも暦と大きな差を生まずに進むようだ。

この日は10月半ば。
気温はまだ高いが、さすがに30度まで上がらない頃。
今シーズン最後だと思い、埼玉荒川上流シーバスへ。

この季節限定の、ミノーでジャーキングでドン! というパターンをやりたくて、ミノー縛りで出撃。
実は9月中にも一度行ったのだけど、2バイトノーフィッシュであえなく撃沈。
敗因は潮回りと巻きアワセのテクニック不足...。
最近は川スモールにかまけてシーバス釣りに全然行ってなかったからなぁ...。

タックルは少し前からの僕の愛機、トラウトワンNS71Lにリョービのマチュリティ2000。
シーバスを狙うにはライトな組み合わせだけど、30メートル圏内で50センチくらいの個体と勝負するなら必要十分。

7フィート強のロッドは、シーバス釣りのロッドとしては短いけれど、一日中ジャークしても疲れない長さ。
バスロッドの世界でも5フィート台のショートロッドが見直されてきているようだし、新しいスコーピオンXVなんてショートロッドしかない。
元々ショートロッド派の僕の時代がやって来ましたね(笑)

ルアーはラパラのカウントダウンエリート。

Rapala(ラパラ) カウントダウン エリート


ラパラのバルサルアーらしからずよく飛び、トゥイッチやジャークもこなすというまさにエリート。
これをややドリフト気味に投げてジャークを入れながら引いてくると、ほどなくしてドン! とバイト。
直後にジャンプ。銀色の魚体が踊る。
よし来たでしょこれは...。

あれ?

君、アグレッシブ過ぎんか。
なかなかジャンプするニゴイというのには会ったことがない。
嫌いじゃないんだけどね。

ニゴイが釣れるのは水温が低い傾向。
そういや魚は、他にはでっかいボラしか見えないな。
あっ、これはシーズン終わってる(察し)。

案の定、その後はノーバイトで終了。
シーバスは全くゼロではないだろうけど、下流域と違って、このエリアにもう新しい群れの供給はないだろう。
うん、シーズン終了ですね。

その後、上記の通り気温が急低下しトドメを刺されました。
ボヤボヤしてるうちに川スモールももう終わりの頃。
今年のハイシーズンはおしまいの模様です。

うーん、今年、シーバスは一匹しか釣ってないんじゃないか?
ブラックバスと違って潮回りを外すとほぼ無理ゲーなエリアなので辛い。
釣れるときに釣りに行けない、サラリーマンには厳しい魚だな。

ということで、今後は毎年恒例のエリアトラウトへ移行します。
今年は寒い冬になるようで。
お手柔らかにしていただきたい今日この頃。

関連記事