初場所で気の済むまで釣ったんだぜ

大盛貝塚

2024年01月17日 09:02

新年、明けましておめでとうございました。

今年は元旦の大地震から始まり、とんでもないスタートとなりました。
石川県は個人的に、仕事でお世話になった先。珠洲市にも何度か行きました。風光明媚だったあの土地がこんな事態になったのはとても悲しい。
被災地のいち早い復興をお祈りしています。


今回の記事は年末の釣り納めについて。
毎年年末は、年の終わりくらいいっぱい釣りたいと、少し遠出をしてエリアトラウトでの数釣りに勤しむのがここ数年のパターンになってます。
去る2023年に、僕が選んだのは初めての釣り場、うらたんざわ渓流釣場。
山の反対側のリヴァスポット早戸川には何度か行ったことがあるのだけど、こちらは初めて。
YouTubeの動画で知って、そのうち行きたいと思っていた管釣りでした。

グネグネ道を走って走って着いたのは、山紫水明な谷間。

あいにく水はささ濁りだったものの、それでも十分綺麗で、深場が青い。
深い場所が緑でなく青に見えるのは水がキレイな証拠だ。

早戸川同様、自然河川を区切って利用したストリームタイプのエリア。事務所を中心にルアー&フライエリアがあり、上流と下流はフライorテンカラ専用のC&R区間で、そちらは河川そのまま、歩道もない正に渓流。
僕はルアー派なので中央だけで釣りをしたけど、あっちも魅力的ではある。テンカラのタックルは一応持っているのだが、ウェーダーや渓流ブーツが無いんだよね…。

ルアーのエリアは浚渫してあるのか、早戸川なんかに比べると深い。2mくらいはあるそうだ。
ストラクチャーに乏しいのが趣きに欠けるところではあるが、釣りをする分には楽である。
魚影の数も申し分ない。

早速、適当なところに入り、ベイトタックルでスタート。
水深があるのでディーブクラピーを巻いてみる。
と、なんと1投目からヒット!
しかも50cmくらいありそうな大物。わあ。
フックアップするも甘かったようで、水中ローリングであえなくバラシ。まだ心の準備ができてなかったよ…。

しかしこの日はもしかして活性高いか?
と思って投げたクラピーに、すぐ魚が食いついた。

難なくファーストフィッシュ。
その後も何匹もクラピー1本でゲットできる。

あ、これはクラピーがアタリルアーだな。

スプーンを巻いても普通に釣れる。

ただしサイズは20cm台のアベレージ。
流れに対し、若干ダウンにドリフトさせるように巻くと結構釣れる。
しかしながらクラピーに比べるとチェイスの仕方が渋い…。

活性高いなら、と思って僕の好きなミノーのジャークを試す。
釣れなくはない…が、明らかにイマイチな反応。
レンジはミドルより下、フローティングは追いきらない。
ラパラCD5をグリグリ巻いたりして釣ってみたはいいけれど、2〜3匹ほどをステディリトリーブで釣った程度。

流れにダウンでダイワのドクターミノージョイント5S(現行のドクターミノーIIジョイントではなく、旧モデル品)をドリフトさせると、これもよく釣れた。
とはいえスプーンに比べるとバラシ率が圧倒的に高かったけど…。

クラピーに戻すと、やはり大きな個体から食いついてくる。
グワンと持っていって、ランディング直後に8ポンドナイロンを暴れてぶっちぎった、この日一番の大物がこちら。

50cmには届かないくらいだが、元気な魚でした。

日暮れまで釣って、トータルは20匹を超えた。時速5匹くらいで、10分に1匹だと思うと、僕にとってはかなりの釣果。
縦釣りを封印してこの釣果なので、十分満足できた釣行でした。
巻いて釣れる、ディスイズエリアトラウト。
夏場ならサンダルで立ち込んで、テンカラもできるでしょうか。

いいエリアでした。
多分、また行きます。

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