関東は桜が咲き、なのに雪が降り、散ろうとしています。
コロナウイルスも猛威を奮っており、明日も見えぬ生きづらい世の中。
しかし魚はそんなこと知ったこっちゃない。水が温めば動き出す。
川スモール、シーズンインです。
初物は捕獲済みですが、あれはマルタウグイ狙いの事故。アングラーならやっぱり狙って取りたいもの。
ということで春うららな先般の休日に、行ってきました、とある川へ。
ハイシーズンなら魚がいるはずのポイントを見てまわるが、この日はまだ反応なし。
最近なんとなくスモールの居場所が察せられるようになってきたのだけど、彼らは状況の悪いとき(低水温、濁り、増水、人的なプレッシャーなど)は水中のオーバーハングになっているような場所に隠れて、そうでないときはカレントへ繰り出す印象。
逆に言えば、クリアな水ならば、見えバスがいなければあまり粘る価値がなさげ。
カレントでフラフラ泳いでくるバスが見えたらチャンスだ。
ということでサクサクとランガン。
そして川床が岩盤になっている場所で見えバス発見。よしきた。
ミノーで探るが反応なし。まだそこまでアクティブではないようだ。
スプリットショットに変えて、ミニチューでドリフト。しかしこれも反応なし。
ならばと、ロイヤルシャッドでベタ底を流していくと待望のバイト! フッキング!
すかっと、見事にスッポ抜けorz
それでスレたか、以後反応なし。
やっちまった。
しかし可能性は感じる反応。これで腹を括る。
今日はセコくいくと笑
なりふり構わず釣りたい時は、僕はロングリーダースプリットショットかライトキャロ。ワームにレインズのロックバイブシャッド2インチ。
以後、ほぼこれで通す。
少々移動して、テトラ帯かつカレントのあるポイントへ。
なにやら深場に魚の群れを発見。
個体がでかいぞ。
みんな鯉だ笑
しかしその隙間にスモールの魚影がチラホラ。
太陽も傾いてきたので、この場所に懸けることに。
先述のリグを流していくが、ファジーにやっても食わない模様。
ならば、見えバスが泳いでいく進行方向に、あらかじめワームを置いておいて、バスに見つけてもらう作戦に。これは精神を削られるヤツだが、先生、それでも一匹釣りたいです...。
そうして集中していると、待望のバイト。
すかさずフッキング!
スッポ抜け!
またか笑
どうやら体がハイシーズンのタイミングでアワセたがる。
いかん、今日は、この時期はもっと我慢しないと。
そのままやっていたがアタリが遠のいたので、場休めも兼ねて移動。
といっても川の対岸に移って流す角度を変えただけ。
あわせて、しゃがみこんで、水面の反射の中に身を隠す。朝夕にやり易いテクニック。
これ、なかなか有効です。人の姿がどれだけプレッシャーを与えているかが解る。
アングラー側のサイトは犠牲になるが、さっきのバイトで回遊場所の目安はついている。
そしてバイト。
今度は我慢。5秒...まだだ、糸が走るまで。
10秒...糸が流れに逆らって動く。
フッキング。
待望の重み。大きくないが、待ちに待った瞬間。
慎重に寄せてランディング。
やった。狙って捕った。
約25センチ程度だけど、このカタルシスはバス釣りならでは。
その後、実はミドストしてたら激しくバイトしてたヤツが居たけどビックリアワセでスッポ抜け。
僕は何も学習できてないなorz
ともあれ、僕にとっては価値のある一匹を手にすることができました。
今年もシーズン開始です。