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大盛貝塚
大盛貝塚
人生色々ありますが、魚が釣れるとそれなりに幸せな人。

2021年08月17日

SLX BFSを導入したら浦島太郎感が強すぎたんだぜ

今年、発表されてから気になっていたリール、シマノのSLX BFS。

シマノ(SHIMANO) 21 SLX BFS XG 左巻き


春に左巻きのハイギアから発売されたものの、僕はノーマルギアの右巻き派なので、最近まで欲しいモデルがリリースされていなかった。

しかしここに来て右巻きノーマルギアモデルが発売。
お値段は実売18,000円ちょっとと、ベイトフィネスをうたうリールの中ではかなりのお値打ち価格だ。
個人的にはレボX+ディサイダー7のシャロースプールというなんちゃってベイトフィネスで通してきたけど、本物のベイトフィネス機を体験してみたくて導入に踏み切りました。



スペックや概要なんかは、既に多数のネット情報があるので割愛。
最新のシマノのリールを買うのはいつぶりだろう。エリア用に買ったエアノス以来かな...。



外観で気になったのはハンドル。
意外に小さく細いハンドルとノブで、でもなかなか握りやすいシェイプ。
ただこのノブ、シマノ特有の、いつの日かベタベタになるタイプだな...。



SLXシリーズは青がイメージカラー。差し色に鮮やかな青が施してある。
僕の旧ゾディアスに装着すると、ゾディアスの赤色と相まって、うん、全然合わない笑

ともかく、この新戦力をもって、いつもの川スモールへ出陣して参りました。

この日は雨が降ったりやんだり。水位は変わっていないし濁りも入ってない。ローライトなのが少し気になるが...スモールマウスはラージと違って、ド晴天の日の方がよく釣れたりするのだ。
ラージより捕食を視覚に頼っているのかもしれない。

さてさて、SLX BFS。
前情報では、
・軽量ルアーのキャストは上位機種には劣る
・快適なのは5g以上のルアーをキャストするとき
・コスパは最強
・マグネットブレーキながら遠心ブレーキのようなフィーリング
とのこと。

まあ渓流でトラウトを狙う訳じゃないし、1~2gを何十メートルも飛ばせるような性能は求めていない。
キャストのレスポンスはアルデバランなんかには劣るらしいが、リュウキ50S(4.5g)が普通に飛ばせられれば不満はない。

ラインはPE1.5号にリーダーがナイロン3号を5メートルほど。
メインラインを太いPEにしているのは、糸巻き後のスプール重量を落とすためと、シャロースプールでもある程度のラインキャパがあった方が安心感があるから。
また細いPEだと食い込んじゃいそうだし、経験上太い方がライントラブルが少ない。
このセッティング自体はレボX+ディサイダー7シャロースプールの時とほぼ変わらない。

そして初キャスト。
ルアーはレッドペッパーベイビー(5g)。
はじめてなので、メカニカルはゼロポジションよりほんの少し強め、ブレーキは3で力を入れずキャストすると、

いやいやいやいや...。

えっ、マジで?

ウソ、え、いや待って。

メチャ飛ぶんですけど。

今までのリールでも、まあ飛ばすこと自体は問題なかった。
しかし、精度とイージーさが別次元。
軽くロッドを振っただけで低弾道でスパンと決まる。全然ピーキーなところがない。

シマノが伝統の遠心ブレーキを捨ててまでこだわった、独自のマグネットブレーキであるFTBの恩恵か、キャストの最後の数十センチが伸びる。
この伸びで、ストラクチャーへの最後の寄せが簡単。

ブレーキを調整すれば、多少力んでしまっても至極スムーズでノントラブル。
飛距離は25mといったところか(10mごとに色の変わるタイプのPEを使って2色半くらい)。

ルアーを阿修羅ミノー(8.4g)、ベビートーピード(10g)、シルバークリークミノー61S(6.5g)、イモグラブ50(5.7g)と変えていくが、どれも高レスポンスで思ったところにズバズバ放り込める。
5g以上のルアーがストレスがないと聞いていたけど、ストレスフリー度が僕の思っていたのと段違い。

みんなこんな高次元リール使って、良いだの悪いだの言っていたのか。
僕にしてみれば、軽自動車からいきなりスポーツカーに乗り換えたくらいの感覚なのだけど...。
リールの進化の度合いに、全然付いていっていなかったのだと実感。
まあ一番直近で買ったリールは20年以上前のモデルだったリョービのバリウスだったしな笑

さて釣果の方は、この日はあまり活性が高くない上にアングラーが多くてプレッシャーが高く反応が悪かった。

ハードルアーに出ないので、とりあえずスピニングで、いつものロックバイブシャッドのライトキャロにて。

ボウズを逃れた後は足で稼ぎ、合わせて普段とは少し変えて攻めてみる。

これはスモールマウスにはピンク色が効く説の検証のため、ライトキャロのまま中古で買った謎のリングワーム系シャッドテールにて。
実はそれまでの釣行でも試していたのだけど、スモールのポイントで何故かラージしか来なかったり、鯉が食ったりと効果や出しどころが掴めていない。
引き続きテストが必要だな。

少しポイントを変えて、SLX BFS+イモグラブ50で釣れたもの。これで入魂完了。

ゲーリーヤマモト(Gary YAMAMOTO) イモグラブ


イモグラブをルーズに、かつファジーにキャストしても低弾道でスーッと飛んでいく、リールの能力に感動。
これ、逆にキャスト下手になるかも。


イモグラブにも反応が悪くなったので、久しぶりにミドストで。
ミドストすると追っては来るけどがっつく程ではないという微妙な活性。
それでもフワッと食ってくれた1匹。かなり引いた健康的な個体でした。

これに小さすぎて写真を撮らなかったヤツと、撮る前に逃げたヤツを合わせて8匹ほどでフィニッシュ。
うちSLX BFSで捕ったのは2匹、どちらもイモグラブで。

本当はプラグでも釣りたかったが、今回は仕方ない。
しかし、現代のリールの性能はエグいですな。
05カルカッタ50が基準だった僕には隔世の感がすごい。
これは冬のエリアトラウトのミノーイングにも登板するだろうな...。

ただ、一点だけ言いたい。

青の差し色は要らん。
シマノはデザインどうにかならんのか...。
  


Posted by 大盛貝塚 at 08:07Comments(3)リール釣行記