2025年01月18日
ダイワのアジメバルXは真面目なサラリーマンみたいなロッドだぜ
長年の愛機、ジャクソン オーシャンゲートのアジ&メバルモデルが寿命を迎えました。
ティップのソリッドカーボンが裂けてしまい、太さが2/3くらいに。
まだしばらくは使えそうだけど、もう長くは持たないだろう。
購入して8年。
本来の用途であるライトソルトゲームはもとより、川スモールやエリアトラウトの縦釣り、時には乗合船での沖キス釣りまでこなしてくれた優秀なロッドだった。



感度抜群、軽くて振りやすく、細身のブランクに似合わす中々のバットパワーを持った良いロッド。
唯一、セオリーよりやや太糸を使いがちな僕にはガイドがマイクロ過ぎたきらいはあるが、ライトゲームなら何はともあれ携える懐刀だった。
ここは素直に寿命を全うしたとして、殿堂入りさせようかと思う。
そこで代わりのロッドを探していた。
条件は、
・長さは7フィート前後。
海にも川にも池にも持っていきたいので、ショートのアジングロッドでは短すぎ、7フィート半ば以上のメバリングロッドでは長すぎる。
・マイクロ過ぎないガイド。
PE0.6号+フロロ1.5号リーダーで結び目が引っかからないこと。またバス釣りに使う場合も考えると、フロロ5lbでも抜けが良いことが理想。
・パツパツしすぎない弾性。
アジング特化型ロッドは高反発過ぎて使いづらそう。
と言ってグラスロッド程のダルさはこれも過剰。
空振りでシェイクして、ティップが若干フルフルするぐらいが好みだ。
・負荷0.5〜8gくらい。
ライトソルトならジグ単メインだが、ライトキャロやラパラCD5くらいは不安なくフルキャストできるくらいの強さは欲しい。
・値段は実売1万円台くらい
安いに越したことはないよね。
この条件的にピッタリだと思ったのがダイワ アジメバルX 68L-Tだった。
あえてチューブラーを選んだのは、プラッキングやマイクロジグにも使えるようにしたかったから。
さすがにソリッドティップでトゥイッチはやりづらい…。

アナログ派の僕は、実店舗でロッドを触ってから購入。
店で空振りしても大したことは分からないけれど、フィーリングの合う合わないは重要だし、ネットだとアウトレットでも「新品未使用」だからハズレ個体を引きそうなので…。
(同じ理由で、新品のロッド&リールは、型落ち以外は黄色い中古屋の「未使用品」も避けてます。確かに嘘ではないからね…)
で、年末年始に使ってみました。
1万円を切るロッドだけど、性能は十分。
硬すぎずダルすぎず、ベントカーブも素直なミディアムファーストテーパーで使いやすい。
このロッドには専門的過ぎない汎用性を求めていたので、その点は見事に期待通り。
感度は、まあ普通。個人的にはガチのアジングをしたことがないので、僕の使い方ではこれも必要十分かと。
ブランクタッチ風のグリップだけ(実際にはブランクは露出していない)、ネオプレーンの手袋をしているとイマイチ握り辛いが、許容できる範囲かな。ここだけは素直に普通のグリップで良かったのでは。
実際バイトを取る時って、ブランクそのものよりグリップで反響したバイトを取っていると思うので。
メーカーの謳い文句に偽りなし。
価格を考えれば満足できる。
できるのだが…。
なんというか、期待通り過ぎて、それ以上でも以下でもない。めちゃくちゃ手堅いのだ。
手持ちのタックルで言えば、冒頭のオーシャンゲートは、クラスを超えた感度と思わぬパワーを持ったロッドだった。
上州屋のチープロッドのバスチャレンジャーは、明らかに安物なのだが、グラスチューブラーのブランクが想像以上に粘って、なおかつグラスにしては軽くて軽快なロッド。
シマノのトラウトワンNSはライトプラッキングにピッタリのアクションで、フッコ程度ならシーバスにも十分使えるパワーの許容があり、チューブラーながら食い込みのいいティップを備えた優等生。
そこにきてアジメバルXは、要求を100%こなし、その上で定時で帰るような、真面目で優秀なサラリーマンみたいなロッドなのだ(笑)
与えられた仕事をした後で「ではこれで」とすぐ帰る社員と「他に何かやりましょうか?」と言う社員。
使う側として、どっちに愛着を持てるかという。
なんだか、そんな感じ…。
いや、経営者はそれ以上を求めてはならないのだ。出してる給料安いんだから(笑)
そもそもダイワの〇〇Xのシリーズは、そういうコンセプトのロッド。
ここから入って、より性能を求めるなら月下美人を買えって話よ。
そうか…こうしてダイワはよりハイグレードのタックルに誘導するわけだな…商売上手め…。
まあ、もちろん期待通りの働きで不満はないので、アジメバルXはこれから使い込みます。
きっと時間とともに信頼も愛着も湧くでしょう。
ともかくこのロッドで、海辺を徘徊したいと思います。
ティップのソリッドカーボンが裂けてしまい、太さが2/3くらいに。
まだしばらくは使えそうだけど、もう長くは持たないだろう。
購入して8年。
本来の用途であるライトソルトゲームはもとより、川スモールやエリアトラウトの縦釣り、時には乗合船での沖キス釣りまでこなしてくれた優秀なロッドだった。



感度抜群、軽くて振りやすく、細身のブランクに似合わす中々のバットパワーを持った良いロッド。
唯一、セオリーよりやや太糸を使いがちな僕にはガイドがマイクロ過ぎたきらいはあるが、ライトゲームなら何はともあれ携える懐刀だった。
ここは素直に寿命を全うしたとして、殿堂入りさせようかと思う。
そこで代わりのロッドを探していた。
条件は、
・長さは7フィート前後。
海にも川にも池にも持っていきたいので、ショートのアジングロッドでは短すぎ、7フィート半ば以上のメバリングロッドでは長すぎる。
・マイクロ過ぎないガイド。
PE0.6号+フロロ1.5号リーダーで結び目が引っかからないこと。またバス釣りに使う場合も考えると、フロロ5lbでも抜けが良いことが理想。
・パツパツしすぎない弾性。
アジング特化型ロッドは高反発過ぎて使いづらそう。
と言ってグラスロッド程のダルさはこれも過剰。
空振りでシェイクして、ティップが若干フルフルするぐらいが好みだ。
・負荷0.5〜8gくらい。
ライトソルトならジグ単メインだが、ライトキャロやラパラCD5くらいは不安なくフルキャストできるくらいの強さは欲しい。
・値段は実売1万円台くらい
安いに越したことはないよね。
この条件的にピッタリだと思ったのがダイワ アジメバルX 68L-Tだった。
あえてチューブラーを選んだのは、プラッキングやマイクロジグにも使えるようにしたかったから。
さすがにソリッドティップでトゥイッチはやりづらい…。

アナログ派の僕は、実店舗でロッドを触ってから購入。
店で空振りしても大したことは分からないけれど、フィーリングの合う合わないは重要だし、ネットだとアウトレットでも「新品未使用」だからハズレ個体を引きそうなので…。
(同じ理由で、新品のロッド&リールは、型落ち以外は黄色い中古屋の「未使用品」も避けてます。確かに嘘ではないからね…)
で、年末年始に使ってみました。
1万円を切るロッドだけど、性能は十分。
硬すぎずダルすぎず、ベントカーブも素直なミディアムファーストテーパーで使いやすい。
このロッドには専門的過ぎない汎用性を求めていたので、その点は見事に期待通り。
感度は、まあ普通。個人的にはガチのアジングをしたことがないので、僕の使い方ではこれも必要十分かと。
ブランクタッチ風のグリップだけ(実際にはブランクは露出していない)、ネオプレーンの手袋をしているとイマイチ握り辛いが、許容できる範囲かな。ここだけは素直に普通のグリップで良かったのでは。
実際バイトを取る時って、ブランクそのものよりグリップで反響したバイトを取っていると思うので。
メーカーの謳い文句に偽りなし。
価格を考えれば満足できる。
できるのだが…。
なんというか、期待通り過ぎて、それ以上でも以下でもない。めちゃくちゃ手堅いのだ。
手持ちのタックルで言えば、冒頭のオーシャンゲートは、クラスを超えた感度と思わぬパワーを持ったロッドだった。
上州屋のチープロッドのバスチャレンジャーは、明らかに安物なのだが、グラスチューブラーのブランクが想像以上に粘って、なおかつグラスにしては軽くて軽快なロッド。
シマノのトラウトワンNSはライトプラッキングにピッタリのアクションで、フッコ程度ならシーバスにも十分使えるパワーの許容があり、チューブラーながら食い込みのいいティップを備えた優等生。
そこにきてアジメバルXは、要求を100%こなし、その上で定時で帰るような、真面目で優秀なサラリーマンみたいなロッドなのだ(笑)
与えられた仕事をした後で「ではこれで」とすぐ帰る社員と「他に何かやりましょうか?」と言う社員。
使う側として、どっちに愛着を持てるかという。
なんだか、そんな感じ…。
いや、経営者はそれ以上を求めてはならないのだ。出してる給料安いんだから(笑)
そもそもダイワの〇〇Xのシリーズは、そういうコンセプトのロッド。
ここから入って、より性能を求めるなら月下美人を買えって話よ。
そうか…こうしてダイワはよりハイグレードのタックルに誘導するわけだな…商売上手め…。
まあ、もちろん期待通りの働きで不満はないので、アジメバルXはこれから使い込みます。
きっと時間とともに信頼も愛着も湧くでしょう。
ともかくこのロッドで、海辺を徘徊したいと思います。
Posted by 大盛貝塚 at 09:08│Comments(0)
│竿
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