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大盛貝塚
大盛貝塚
人生色々ありますが、魚が釣れるとそれなりに幸せな人。

2018年04月24日

リュウキ vs シルバークリーク こいつらの闘いはガチだぜ

今、渓流ミノー業界では清水を湧水で洗うような闘いが繰り広げられられている。

ここ数年、王座に君臨しているのがDuoのスピアヘッドリュウキ。

デュオ(DUO) スピアヘッド リュウキ 45S


間違いないアクションと低価格で渓流ミノー界を席巻し、定番中の定番の地位を確立。アングラーの所有率はかなり高いのではないだろうか。

その王者にガチンコの闘いを挑んだのは、日本釣具業界の勇、巨人・ダイワだ。かつての自社の渓流ブランド、シルバークリークの名をリバイバルさせ、後発ながらリュウキにガチンコの闘いを仕掛けてきた。

ダイワ(Daiwa) シルバークリーク ミノー S


その資本力と、リーズナブルで質の高いルアーを送り続ける開発力は侮れない。

まあ、どちらもセッパリ系ミノーのフォロワーではあるのだが...。

車で言えばスズキワゴンR vs 対ダイハツムーヴ。
カップ麺で言えばどん兵衛 vs 赤いきつねと緑のたぬき。
冷たい渓流の水の中でマーケット的に熱い闘いを繰り広げる2つのルアーを比較してみました。

ちなみに、僕は渓流トラウトをやりません笑
使ったのは近所の川でのスモール狙いで、ベイトフィネスの8ポンドナイロンでの使用感の比較になります。
そういう意味では生ぬるい水と環境での印象論なので、肩の力を抜いてどうぞ。

1.デザイン

上がリュウキ、下がシルバークリークミノーです。(シルバークリークは結構使った後でボロくなってます。すみません)
どちらもリアルで同じ方向性のデザインとカラーラインナップ。
ダイワも目が下を向いてるところまで似させなくてもよかったのではと思わなくもないが、ここは引き分けとする。
実際、リアルさと釣果は関係ないけどね。

僕的判定 引き分け

2.アクション
見た目そっくりな二品だが、アクションは意外と違う。
リュウキはローリングが強く、ただ巻きでは抵抗感は弱い。代わりに僅かな水流でも動きやすいので、アップクロスでアクションさせやすい。
一方のシルバークリークはウォブリングに振ったアクション。もちろんアップでも使えるけど、個人的にはダウンクロスでブリブリしたウォブリングを感じながら使うのがやり易いと思う。

方向性が違うので評価は難しい。
滝壺みたいな所で使うならリュウキの方が良いかも。逆にトロ場で広めにアピールしたいならシルバークリークだろうか。
なお操作感がわかりやすいのはシルバークリークの方なので、初めてこの手のミノーを使う人ならシルバークリークの方が動きを掴みやすいかもしれない。

僕的判定 自分が使うシチュエーションではリュウキの勝ち。

3.供給量
どちらも、そこそこの規模の釣具屋ならほとんど置いてあるはず。
ただ、やはりダイワの販売網は強い。強いて言えば、カラーの数も含めるとシルバークリークの方が優勢か。

僕的判定 シルバークリークの勝ち

4.価格
これははっきり、シルバークリークの方が安い。
リュウキも現代のルアーとしては十分安いのだが、感覚的には店頭でリュウキが1000円、シルバークリークが900円といったところ。
たかだか100円の差ではあるが、1000円のボーダーを越えるか否かは印象面では大きい。イチキュッパみたいなもんですね。こういうところはダイワはしたたかだよね。

僕的判定 シルバークリークの勝ち

5.使いやすさ
上に書いた通り、使用感はシルバークリークの方がわかりやすい。
でもこの種のミノーってアップクロス気味に投げて連続トゥイッチで使うことが多いはず。
そうすると、使い分けるとしたらリュウキの方が登板機会は多いのではなかろうか。
使用する回数を使いやすさと言ってしまえば、少しばかり差が出る。

僕的判定 リュウキの勝ち

6.エビりやすさ
これはもう、正直一緒でした。
結構なハイギアリールなら違うのかもしれないけど、アップクロスでトゥイッチさせればどうしてもある程度なるよね。

僕的判定 引き分け

7.オプション
リュウキにはシングルフックバージョン(しかもそこにウェイトを乗せて重量調整済み)がある。
が、デフォルトのトリプルフックはなぜか専用品。
店によっては替えフックだけ結構入って1000円程で売っているようだ。相場的には高くはない。
シルバークリークは、たぶん汎用品で、44SならカルティバST-11の♯12あたりで使えそうかな。※ちゃんと確認していません、悪しからず。
シルバークリークは最近発売されたばかりなので、別バージョンはこれから出るのかも。

僕的判定 現時点ではリュウキの勝ち



総合評価 僕にとってはリュウキの勝ち



個人的にスモールに使いやすいのはリュウキ60Sのシングルフックチューン。この魚を釣ったときのもの。


ベイトフィネスで使いやすい重さだし、アクションも秀逸。ただ巻きでローリングするのでシーバスにも良いかもしれない。

ダイワは完全にマーケットインで商品を出してきたけど、後発には後発の良さもある。キャラ分けもできるし、特に価格とか笑

今後買われる際のご参考になればと思います。
まあ、本来のトラウト用途には使ったことないんだけどね...。  


Posted by 大盛貝塚 at 19:35Comments(0)ルアー私見