2024年09月07日
アスリートミノーはミノー界の極北だったんだぜ
久しぶりにルアーのレビューを。
しかも新製品ではなく、今さらになってミノーの完成形と言っても過言ではない、名作アスリートミノーである。
ミノーの元祖で基本がラパラのオリジナルフローターならば、アスリートミノーはベーシックミノーの完成形だ。
シンメトリーなシェイプ。これぞミノーというスタイル。
緩やかなアールで縁取られたボディに、存在感はあれど主張しすぎないリップ。
ミノープラグを絵に描け、と言われればこの形になるだろう。
アクションもベーシックなウォブンロール。派手すぎず、静かすぎず。
固定重心のせいか、レスポンスは申し分ない。
加えてトゥイッチやジャークすれば、スライド系の機敏な動きでリアクションを誘う。
ステイさせればブルっと一度、体を震わせてから停止。さすがにラッキークラフトのビーフリーズ程ではないが、魚のアタックまでの最後の1cmはこれで稼いでいるのではないかと思った。
現代ではミノーも細分化が進んで、ジャークなら腹の凹んだメガバスのワンテン型、遠投なら腰の太いシマノのサイレントアサシン型など、進化の枝が広がるように多様だが、バランス型の極地はこのアスリートミノーだったと思う。
無個性を突き詰めたが故に個性的。それがアスリートミノー。
サイズは5.5cmからあったはずだが、多くは廃盤に。
今では14cmなんかの大型しか現行モデルで生き残っていない。ぜひ9cmまでの小型モデルも復活させて欲しい。汎用性が高いルアーなので、今でもバスやトラウトにも有効なはずだ。
確かに飛距離は最新のミノーには及ばないし、ジャークの水押しはジャークベイトと比べれば今一歩。
でも、物事は多くがゼロか100かではなく、その間で起こるはず。
マーケティングとしては、1本のルアーでカバーされるより多くの専門ルアーを揃えて欲しいのかもしれないけれど、逆にそれでは掬えない領域もあるはずだ。
青物向けのピンテールチューンをはじめとした派生モデルも多く、それぞれ良いルアーだと思うけれど、やっぱり僕はオリジナルのアスリートミノーを推したい。
ミノーを選ぶときに最初に手に取るルアー、それがアスリートミノーなのだ。
しかも新製品ではなく、今さらになってミノーの完成形と言っても過言ではない、名作アスリートミノーである。
ミノーの元祖で基本がラパラのオリジナルフローターならば、アスリートミノーはベーシックミノーの完成形だ。
シンメトリーなシェイプ。これぞミノーというスタイル。
緩やかなアールで縁取られたボディに、存在感はあれど主張しすぎないリップ。
ミノープラグを絵に描け、と言われればこの形になるだろう。
アクションもベーシックなウォブンロール。派手すぎず、静かすぎず。
固定重心のせいか、レスポンスは申し分ない。
加えてトゥイッチやジャークすれば、スライド系の機敏な動きでリアクションを誘う。
ステイさせればブルっと一度、体を震わせてから停止。さすがにラッキークラフトのビーフリーズ程ではないが、魚のアタックまでの最後の1cmはこれで稼いでいるのではないかと思った。
現代ではミノーも細分化が進んで、ジャークなら腹の凹んだメガバスのワンテン型、遠投なら腰の太いシマノのサイレントアサシン型など、進化の枝が広がるように多様だが、バランス型の極地はこのアスリートミノーだったと思う。
無個性を突き詰めたが故に個性的。それがアスリートミノー。
サイズは5.5cmからあったはずだが、多くは廃盤に。
今では14cmなんかの大型しか現行モデルで生き残っていない。ぜひ9cmまでの小型モデルも復活させて欲しい。汎用性が高いルアーなので、今でもバスやトラウトにも有効なはずだ。
確かに飛距離は最新のミノーには及ばないし、ジャークの水押しはジャークベイトと比べれば今一歩。
でも、物事は多くがゼロか100かではなく、その間で起こるはず。
マーケティングとしては、1本のルアーでカバーされるより多くの専門ルアーを揃えて欲しいのかもしれないけれど、逆にそれでは掬えない領域もあるはずだ。
青物向けのピンテールチューンをはじめとした派生モデルも多く、それぞれ良いルアーだと思うけれど、やっぱり僕はオリジナルのアスリートミノーを推したい。
ミノーを選ぶときに最初に手に取るルアー、それがアスリートミノーなのだ。
Posted by 大盛貝塚 at 07:53│Comments(0)
│ルアー
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。