2023年05月10日
X-RAP DEEPは優等生だったぜ
釣りシーズンに入り、皆様どのような釣りをされているでしょうか。
僕は...釣れてません(涙)
最近、仕事で転勤した影響もあり、中々釣りに行く時間も確保できていない次第。たまの休みも天気や潮回りや家庭の事情で、良いタイミングの釣行が叶わず。
この1ヶ月、釣れたのは小さな川スモール1匹。
こういう時って、道具が増えますよね(笑)
ということで、しばらくはストレス解消のために増えたルアーレビューでもしてみたいと思います。
今回は、近代ラパラのプラスチックシリーズ、X-RAP DEEP。
足下で少し水深のある場所でのシーバス用にスカウトしました。
ラパラは大好きなメーカーなのだけど、ラパラと言えばやっぱりバルサシリーズ。
クラシックなオリジナルフローティングやカウントダウンもイイし、最近のエリートシリーズやOGシリーズも非常に魅力的。
一方、プラスチック製のX-RAPシリーズも、もうリリースされて十数年経つと思うが、これはこれで悪くない。
ルアー業界で10年選手はロングセラー。
ロングセラーに間違いはない。
が、僕はラパラに物申したい。
謳い文句が下手じゃないかと。
バルサシリーズはやたら伝説とか永久とかを語るクセに、ルアーの動きや機能にはあんまり触れてくれない。
カウントダウンエリートは頑張ってたけど。
一方でプラスチックシリーズは、大げさである。
X-RAPは当初、異次元のスラッシュと言いながら、ジャークしたときの横っ跳びはむしろ控え目。
アクション自体は良い...が、それぞれ個性はそこまで強くない秀才タイプ。汎用性に富んだキャラなのだ。
で、今回のX-RAP DEEP。
例に漏れず秀才である。
オリジナルX-RAP同様の、適度なウォブリングと水押しのやや強めなジャーク時のスライドアクション。
実はこれってとても難しくて、大概のルアーはボディサイズを変えたりリップを長くしたりしたら、全くと言っていいほど性格が変わることもある。
同じラパラでも、クラシックのオリジナルフローティングはリップを長くしたら動きが全然変わるらしく、わざわざミノーラップというミノー系ディープダイバーを出しているくらいなのだ。
その点、X-RAP DEEPは普通のX-RAPと変わらない。
そのために腐心したであろう痕跡がリップに見えかくれ。
ボディからの延長された一体整形のリップの外に、わざわざ後付けで薄いプラ盤をくっつけている模様。
お陰で薄くて長い軽量なリップの搭載に成功していて、これがオリジナルのアクションの再現に寄与しているのだと思う。
耐久性はわかりません。使い込みが足りてないので。
但し、前述の通り、謳い文句ほどのスラッシュはしないと思う。
横っ飛びを期待するなら、素直にラッキークラフトのベビーシャッドやメガバスのワンテンやX-80あたりを使った方が確実。クリアウォーターでの視覚アピールにはこっちの方がいいだろう。
逆にX-RAPはスライド距離はそれほどでもないが、水押しがあるので、むしろマッディ向き、もしくはカバー絡みでタイトにアクションさせて気づかせるタイプかもしれない。
惜しむべきはフック。
VMCのやや太めのものがデフォルトで付いていて、特に淡水モデルにはリアにフェザー付き。
この太軸やフェザーは、アクション的にはスライドを抑える方向に働く。
フックそのものは悪くないと思う(オリジナルフローティングやカウントダウンにはピッタリだが...生産効率とかの問題で流用してるのか?)が、スライドを謳うジャークベイトならもっと細軸にして軽快にさせた方がいい。
ということで、僕は手元にあったがまかつに交換済み。
これでレスポンスも向上。
ミノーを投げるとトゥイッチしてしまう病の僕も満足のアクションに。
なお、シンキングの設定らしいけど、フックを変えて海で使ったらほぼサスペンドでした。
飛距離は、まあ普通のシェイプのロングリップミノーなので推して知るべし。
シャッドラップよりは飛ぶよ。
そんなわけで、実はしっかりかっちりした優秀なミノーだったX-RAP DEEP。
こういう平均点の高いルアーは自然と登板が多くなる。
これからの活躍に期待したいミノーでした。
僕は...釣れてません(涙)
最近、仕事で転勤した影響もあり、中々釣りに行く時間も確保できていない次第。たまの休みも天気や潮回りや家庭の事情で、良いタイミングの釣行が叶わず。
この1ヶ月、釣れたのは小さな川スモール1匹。
こういう時って、道具が増えますよね(笑)
ということで、しばらくはストレス解消のために増えたルアーレビューでもしてみたいと思います。
今回は、近代ラパラのプラスチックシリーズ、X-RAP DEEP。
足下で少し水深のある場所でのシーバス用にスカウトしました。
ラパラは大好きなメーカーなのだけど、ラパラと言えばやっぱりバルサシリーズ。
クラシックなオリジナルフローティングやカウントダウンもイイし、最近のエリートシリーズやOGシリーズも非常に魅力的。
一方、プラスチック製のX-RAPシリーズも、もうリリースされて十数年経つと思うが、これはこれで悪くない。
ルアー業界で10年選手はロングセラー。
ロングセラーに間違いはない。
が、僕はラパラに物申したい。
謳い文句が下手じゃないかと。
バルサシリーズはやたら伝説とか永久とかを語るクセに、ルアーの動きや機能にはあんまり触れてくれない。
カウントダウンエリートは頑張ってたけど。
一方でプラスチックシリーズは、大げさである。
X-RAPは当初、異次元のスラッシュと言いながら、ジャークしたときの横っ跳びはむしろ控え目。
アクション自体は良い...が、それぞれ個性はそこまで強くない秀才タイプ。汎用性に富んだキャラなのだ。
で、今回のX-RAP DEEP。
例に漏れず秀才である。
オリジナルX-RAP同様の、適度なウォブリングと水押しのやや強めなジャーク時のスライドアクション。
実はこれってとても難しくて、大概のルアーはボディサイズを変えたりリップを長くしたりしたら、全くと言っていいほど性格が変わることもある。
同じラパラでも、クラシックのオリジナルフローティングはリップを長くしたら動きが全然変わるらしく、わざわざミノーラップというミノー系ディープダイバーを出しているくらいなのだ。
その点、X-RAP DEEPは普通のX-RAPと変わらない。
そのために腐心したであろう痕跡がリップに見えかくれ。
ボディからの延長された一体整形のリップの外に、わざわざ後付けで薄いプラ盤をくっつけている模様。
お陰で薄くて長い軽量なリップの搭載に成功していて、これがオリジナルのアクションの再現に寄与しているのだと思う。
耐久性はわかりません。使い込みが足りてないので。
但し、前述の通り、謳い文句ほどのスラッシュはしないと思う。
横っ飛びを期待するなら、素直にラッキークラフトのベビーシャッドやメガバスのワンテンやX-80あたりを使った方が確実。クリアウォーターでの視覚アピールにはこっちの方がいいだろう。
逆にX-RAPはスライド距離はそれほどでもないが、水押しがあるので、むしろマッディ向き、もしくはカバー絡みでタイトにアクションさせて気づかせるタイプかもしれない。
惜しむべきはフック。
VMCのやや太めのものがデフォルトで付いていて、特に淡水モデルにはリアにフェザー付き。
この太軸やフェザーは、アクション的にはスライドを抑える方向に働く。
フックそのものは悪くないと思う(オリジナルフローティングやカウントダウンにはピッタリだが...生産効率とかの問題で流用してるのか?)が、スライドを謳うジャークベイトならもっと細軸にして軽快にさせた方がいい。
ということで、僕は手元にあったがまかつに交換済み。
これでレスポンスも向上。
ミノーを投げるとトゥイッチしてしまう病の僕も満足のアクションに。
なお、シンキングの設定らしいけど、フックを変えて海で使ったらほぼサスペンドでした。
飛距離は、まあ普通のシェイプのロングリップミノーなので推して知るべし。
シャッドラップよりは飛ぶよ。
そんなわけで、実はしっかりかっちりした優秀なミノーだったX-RAP DEEP。
こういう平均点の高いルアーは自然と登板が多くなる。
これからの活躍に期待したいミノーでした。
この記事へのコメント
久しぶりにコメントします。
近代ラパラのプラシリーズは、ラパラUSAや所属のプロアングラーによる紹介動画を、製品の動きを見る参考にしています。
近代ラパラのプラシリーズは、ラパラUSAや所属のプロアングラーによる紹介動画を、製品の動きを見る参考にしています。
Posted by 名無しの釣り人 at 2023年05月10日 12:14
コメントありがとうございます。
ラパラも近年は動画に力を入れていますね。私も見ます。
でもやっぱり、ルアーって使ってみないとわからないんですよね...。
さらに、人間的に魅力的なアクションが魚にとって魅力的とも限らないという。
ルアー釣りの沼は底なしです。
ラパラも近年は動画に力を入れていますね。私も見ます。
でもやっぱり、ルアーって使ってみないとわからないんですよね...。
さらに、人間的に魅力的なアクションが魚にとって魅力的とも限らないという。
ルアー釣りの沼は底なしです。
Posted by 大盛貝塚 at 2023年05月10日 12:20
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