2022年04月29日
川スモール用のロッドを巡る旅にそろそろ終わりを告げたいんだぜ
暖かくなり、釣りのシーズン本番に入りました。
が、残念なことに僕は業務多忙でなかなか釣りに行けません...。
こういうときは隙間時間を見つけて近所の川スモールに出掛けます。
何年もやっていると基本パターンはわかってくるので、サイズをとやかく言わなければなんとか魚には出会えるのが川スモール。
そういう意味ではラージよりもシンプルな釣りではある。
川スモールの基本は小さなワームのドリフト釣法。
しかし引きは強いので、やや太めのラインと、ある程度パワーのあるスピニングロッドが適している。
加えて食い込みのいいソリッドティップがあればなお良し。
また6フィート後半くらいの長さがあると、キャストもファイトもやり易い。ドリフトの釣りはラインメインディングも重要なので、普段ショートロッド派の僕もこの手の釣りには長めのロッドを投入する。
でも、実はこの条件を満たすバスロッドはあまりない。
ラージ向けのモデルは、ソリッドティップだとパワー不足だったり短かったり、長いと琵琶湖やパワーフィネス用の固めのロッドだったりと、帯に短し襷に長し。
故に、川スモールのドリフト釣法に適したロッドを探す旅は続いていました。
ちなみに僕のロッド遍歴は以下の通り。
1.ジャクソン 旧モデルのオーシャンゲートアジング&メバリングモデル608UL
繊細なティップと細身のブランクからは想像できない強めのバットパワー、6.8フィートのちょうどいい長さ、やたら良い感度と、まさに最適なロッド...だが一点だけ、マイクロガイドのためフロロ5ポンド以上のラインを使うと糸抜けがだいぶ悪い。
とはいえ5年ほどメインで使用(後述)。
2.ゴールデンミーン グリーンアロー602L
かつてのバスブームの折、ブーム終焉と共に余った、エバーグリーンのロッドブランクを消化するために作られた当時の超ハイコスパロッド(と、元釣具屋店員の友人が言っていた)。
悪くはないが、今となっては感度と長さ不足が気になりオーシャンゲートに戻る。
昔の基準の口径の大きいSicリングガイドは糸抜けは良かったが...。
3.ダイワ シルバーウルフ72ML-S
ならばチニングロッドはどうだと、それっぽいスペックのこちらをチョイス。中古で安かったからが決め手だったけどまあいいじゃないか。
ソフトなティップと確かなパワーは結構川スモールにも合ってたのだが、なんというかオーバースペック感が強く、それなりの重量感(本当に重いわけではないのだが)もあり、なんだか大業な感じがしてしっくり来なかった。
大規模河川でサイズを狙うアングラーには合っているとは思う。
そんなこんなでオーシャンゲートに戻る。
4.メジャークラフト MSX632UL-S
原点に帰りバスロッドを試してみる。在庫処分セールで新品が8000円そこそこになっていたからではあるが。
定価は2万円以上するロッドだけあり、高バランスでなかなかの性能。しかしマイクロガイドがやっぱり気になる。
不注意でティップを折ってしまい、修理に出すか悩んだけど、そこまで踏ん切りがつかず結局オーシャンゲートに戻る。
なかなかオーシャンゲートを超えるロッドに巡り会えない中、2021年にシマノのゾディアスに追加された新機種が目を引く。
それが今期投入した、ゾディアス268L-S/2。
いや、これ完全に川スモール向けじゃないのと思うドンピシャのスペック。まだガイドは小さいとは思うが、オーシャンゲートよりは一回り大きそう。
似たようなロッドはダイワのバスXにもあり悩んだが、ベイトに旧ゾディアスを使っていて性能の良さを感じていたのでこちらをチョイスしました。
実は年末に買っていたのだけど、バス釣りに行くタイミングがなくて、春になりようやく投入。
実は3月にも一度使ったのだけど、その時ノーバイトノーフィッシュの完全試合を食らったので評価できず。
改めてゾディアスを持って春の川に出撃。
2日ほど前に結構な強さの雨が降ったので、川はささ濁り。あんまりいい状況ではない。
嫌な予感は当たり、中々に渋い中、スワンプミニでようやく今期初スモールをゲット。

バイトはハッキリしなかったが、ソリッドティップのお陰かしっかり食い込んでくれた。
というかソリッドティップの効果は食い込みを良くするというよりも、魚の口の中でフックが甘掛かりになっている時間を伸ばすものだと思っている。
要するにフッキングのできるタイミングを伸ばしくれるのがソリッドティップの力だろうと。
だから居食いのようなハッキリしないバイトの魚のキャッチ率を上げてくれるのだ。
テトラに入られたけど、バットパワーで引きずり出せたので、ロッドの強さはひとまずは問題ないだろう。
カーボンモノコックのグリップの感度については、まだなんとも言えない。
が、その後の極小スモールのバイトもハッキリ取れたので、悪くはないはず。
フロロ5ポンドのラインの糸抜けも及第点。
欲を言えばもっと大きくて良いけれど、ガイドが重いとダルい竿になるので、どちらを取るかは好みによる。
まあ同じゾディアスのチューブラーモデルにも6.8フィートのLがあるので、フッキングに腕のある人ならこれでもいいかも。
使い込みはまだまだですが、現時点では最高レベルに近いフィット感のロッドだ。
もしかしてアメリカのスモールマウス向けだったりするのかな。
相変わらずの赤の差し色は気に入らないけれど(笑)
使い込むに値するロッドだと思います。
そしてこのロッド、ボートでのキス釣りに最適なんじゃなかろうか...?
ロッド転用にハードルの低い僕は、新しい相棒の活用術をいろいろ妄想するのでした。
が、残念なことに僕は業務多忙でなかなか釣りに行けません...。
こういうときは隙間時間を見つけて近所の川スモールに出掛けます。
何年もやっていると基本パターンはわかってくるので、サイズをとやかく言わなければなんとか魚には出会えるのが川スモール。
そういう意味ではラージよりもシンプルな釣りではある。
川スモールの基本は小さなワームのドリフト釣法。
しかし引きは強いので、やや太めのラインと、ある程度パワーのあるスピニングロッドが適している。
加えて食い込みのいいソリッドティップがあればなお良し。
また6フィート後半くらいの長さがあると、キャストもファイトもやり易い。ドリフトの釣りはラインメインディングも重要なので、普段ショートロッド派の僕もこの手の釣りには長めのロッドを投入する。
でも、実はこの条件を満たすバスロッドはあまりない。
ラージ向けのモデルは、ソリッドティップだとパワー不足だったり短かったり、長いと琵琶湖やパワーフィネス用の固めのロッドだったりと、帯に短し襷に長し。
故に、川スモールのドリフト釣法に適したロッドを探す旅は続いていました。
ちなみに僕のロッド遍歴は以下の通り。
1.ジャクソン 旧モデルのオーシャンゲートアジング&メバリングモデル608UL
繊細なティップと細身のブランクからは想像できない強めのバットパワー、6.8フィートのちょうどいい長さ、やたら良い感度と、まさに最適なロッド...だが一点だけ、マイクロガイドのためフロロ5ポンド以上のラインを使うと糸抜けがだいぶ悪い。
とはいえ5年ほどメインで使用(後述)。
2.ゴールデンミーン グリーンアロー602L
かつてのバスブームの折、ブーム終焉と共に余った、エバーグリーンのロッドブランクを消化するために作られた当時の超ハイコスパロッド(と、元釣具屋店員の友人が言っていた)。
悪くはないが、今となっては感度と長さ不足が気になりオーシャンゲートに戻る。
昔の基準の口径の大きいSicリングガイドは糸抜けは良かったが...。
3.ダイワ シルバーウルフ72ML-S
ならばチニングロッドはどうだと、それっぽいスペックのこちらをチョイス。中古で安かったからが決め手だったけどまあいいじゃないか。
ソフトなティップと確かなパワーは結構川スモールにも合ってたのだが、なんというかオーバースペック感が強く、それなりの重量感(本当に重いわけではないのだが)もあり、なんだか大業な感じがしてしっくり来なかった。
大規模河川でサイズを狙うアングラーには合っているとは思う。
そんなこんなでオーシャンゲートに戻る。
4.メジャークラフト MSX632UL-S
原点に帰りバスロッドを試してみる。在庫処分セールで新品が8000円そこそこになっていたからではあるが。
定価は2万円以上するロッドだけあり、高バランスでなかなかの性能。しかしマイクロガイドがやっぱり気になる。
不注意でティップを折ってしまい、修理に出すか悩んだけど、そこまで踏ん切りがつかず結局オーシャンゲートに戻る。
なかなかオーシャンゲートを超えるロッドに巡り会えない中、2021年にシマノのゾディアスに追加された新機種が目を引く。
それが今期投入した、ゾディアス268L-S/2。
いや、これ完全に川スモール向けじゃないのと思うドンピシャのスペック。まだガイドは小さいとは思うが、オーシャンゲートよりは一回り大きそう。
似たようなロッドはダイワのバスXにもあり悩んだが、ベイトに旧ゾディアスを使っていて性能の良さを感じていたのでこちらをチョイスしました。
実は年末に買っていたのだけど、バス釣りに行くタイミングがなくて、春になりようやく投入。
実は3月にも一度使ったのだけど、その時ノーバイトノーフィッシュの完全試合を食らったので評価できず。
改めてゾディアスを持って春の川に出撃。
2日ほど前に結構な強さの雨が降ったので、川はささ濁り。あんまりいい状況ではない。
嫌な予感は当たり、中々に渋い中、スワンプミニでようやく今期初スモールをゲット。

バイトはハッキリしなかったが、ソリッドティップのお陰かしっかり食い込んでくれた。
というかソリッドティップの効果は食い込みを良くするというよりも、魚の口の中でフックが甘掛かりになっている時間を伸ばすものだと思っている。
要するにフッキングのできるタイミングを伸ばしくれるのがソリッドティップの力だろうと。
だから居食いのようなハッキリしないバイトの魚のキャッチ率を上げてくれるのだ。
テトラに入られたけど、バットパワーで引きずり出せたので、ロッドの強さはひとまずは問題ないだろう。
カーボンモノコックのグリップの感度については、まだなんとも言えない。
が、その後の極小スモールのバイトもハッキリ取れたので、悪くはないはず。
フロロ5ポンドのラインの糸抜けも及第点。
欲を言えばもっと大きくて良いけれど、ガイドが重いとダルい竿になるので、どちらを取るかは好みによる。
まあ同じゾディアスのチューブラーモデルにも6.8フィートのLがあるので、フッキングに腕のある人ならこれでもいいかも。
使い込みはまだまだですが、現時点では最高レベルに近いフィット感のロッドだ。
もしかしてアメリカのスモールマウス向けだったりするのかな。
相変わらずの赤の差し色は気に入らないけれど(笑)
使い込むに値するロッドだと思います。
そしてこのロッド、ボートでのキス釣りに最適なんじゃなかろうか...?
ロッド転用にハードルの低い僕は、新しい相棒の活用術をいろいろ妄想するのでした。
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