2023年01月16日
ラパラのカウントダウンの沼に今さらハマったんだぜ
毎年、新年の更新が遅い僕です。
今年も明けましておめでとうございました。
毎年ながら、冬の間はタックル収集とエリアトラウトに勤しむ僕。
ラパラ好きな僕は、冬の間中、各種の小型ラパラをえぐってはトラウトに向かって投げつけています。
しかし困ったことに最近、市場に出回るラパラが不足している。
かつては、いつでもどこでもいつまでも売っているルアーがラパラだったのに、この冬は釣具屋次第では置いていない店すらあるという印象。
理由は薄々わかっている。
値上げだ。
最近出たフラッグシップのCDEことカウントダウンエリートなんて1個あたり500円くらい値上りしていて、気軽に手を出せるようなルアーではなくなってしまった。
オリジナルフローティングF5あたりは僕の小学生の頃はワゴンで新品500円で転がっていたのに...。
そんなこともあり僕の中では、THE永久定番の、クラシックカウントダウン、通称CDが熱を帯びているのだ。
さすがに永久定番を自称するだけあり、大きな店ならとりあえず今でも置いてある。
中古も探せば、まだすぐに見つかるレベル。
(相場はだいぶ上がったけど)
値段も今のところ新品1000円台前半を維持しているので、CDEに比べれはかわいいものだ。
そんなわけで登板機会の増えたCDだけど、こいつが意外とテクニカルなルアーなのだ。
子供の頃から投げ倒しているくせに、おっさんになってから気づく奥深さ。
沼が深すぎません?
いやいやお前、なに言ってんだ。
CDこそ投げて巻けば釣れるシンプルなルアーだろう。
そんなツッコミは承知の上で。
確かにCDは投げて巻けばいい。
飛距離こそ大したことはないが、シンプルに投げて巻けば生じるプルプル震えるその独特のアクションで、全世界で幾千万の魚を魅了してきたはず。
僕もこれまでそうしてきた。
が、しかし。
それはCDの一面でしかなかった。
それに気づいたのは、ストリーム型のエリアトラウトで投入したとき。CD5だった。
使い込まれたことのある方ならわかって頂けると思うが、CDはカウントダウンさせても、リトリーブのスピードで浮き上がり、サイズとスピードの釣り合いが取れたレンジで一定を保って泳いでくる。
よってボトムに沈めても、ボトムで速巻きは出来ない。結構浮き上がるのだ。
なので、淵のようなポイントのボトムスレスレを通そうと思うとゆっくり巻く必要がある。
するとあのCDのアクションするプルプル感がなくなってしまう。
僕には、ああ、遅すぎて動いてないな、別のルアーを使うか、と思わせるのだ。
そこに罠があった。
どクリアーな清流でその状態のCDを目視していると、これまた魅力的なユルユルアクションで動いていたのだ。
ウォブリングは手元に伝わらない。
しかしながら、正に水底で揺らめく弱った魚のように。
これがまたFとも違うアクション。
これを発見した僕は、ラインを張らないまま糸の重さだけで引っ張るイメージ(実際はPEにナイロンリーダーだったので、本当にラインの重さだけでは寄せられない。あくまでもイメージ)で、深場をナチュラルドリフト。
この感覚は渓流のミャク釣りに似ている。
すると、魚が後ろからスルスルっと寄ってきて、補食体勢に入り...。
見切る。
喰わない。
ええぇ~。
なんだダメじゃん、と、おなじ辺りを狙って普通に投げて、ブルブルさせながら巻いてくるとググン!
ええぁええ?
まあ、結果としては普通に巻いて釣れたわけで。
ここからは僕の考察。
底をユラユラ這わせて、エサだと思った魚は追いかけてきた。
しかしクリアな水で視界がよく、かつルアーにスレた魚は、手前でエサではないことを見切った。
一方、ブルブルさせるリトリーブはクランクベイトにも通ずる、リアクションの釣りだ。
正体をハッキリさせないまま、思わず口を使わせる、いかにもルアー的な動き。
※ちなみに本物の逃げる魚はブルブルなんてしない。最大限の力を最小限の水の抵抗で活かすため、むしろシューっと泳ぐ。
これに近いルアーの動きはストレートワームのジグヘッドでのタダ巻きと思われる。
つまりCDはエサ寄りのルアーにもなり、ルアーらしいルアーにもなる。
これまでシーバスの夜釣りでばかり使っていたからわからなかったよ...。
エサ的な使い方も、今回は釣れなかったけど、夜やささ濁り程度の水質ならいかにも効きそう。
アピール度は弱い使い方なので、今度、リバーシーバスでここぞという時に試してみよう。
なおCDには、1、3、5、7、9、11のサイズラインナップがあって、僕が好きなのは3から7。
1はバルサ素材故の個体のバラつきが厄介で、ハズレがままある(F3程ではないが)。
9と11はほとんど使った事がなくて、まあ深い理由もないのだが、最近このサイズのルアーが効く場所に行ってないので使い込みが足らない故。
しかし、CD9や11はあんなところで効くのではないかという想像も広がっており...。
今年もラパラが手放せないことになりそう。
初釣りはまだ行けていない僕ですが、今年は是非ともラパラCDを極めて見たいものです。
今年も明けましておめでとうございました。
毎年ながら、冬の間はタックル収集とエリアトラウトに勤しむ僕。
ラパラ好きな僕は、冬の間中、各種の小型ラパラをえぐってはトラウトに向かって投げつけています。
しかし困ったことに最近、市場に出回るラパラが不足している。
かつては、いつでもどこでもいつまでも売っているルアーがラパラだったのに、この冬は釣具屋次第では置いていない店すらあるという印象。
理由は薄々わかっている。
値上げだ。
最近出たフラッグシップのCDEことカウントダウンエリートなんて1個あたり500円くらい値上りしていて、気軽に手を出せるようなルアーではなくなってしまった。
オリジナルフローティングF5あたりは僕の小学生の頃はワゴンで新品500円で転がっていたのに...。
そんなこともあり僕の中では、THE永久定番の、クラシックカウントダウン、通称CDが熱を帯びているのだ。
さすがに永久定番を自称するだけあり、大きな店ならとりあえず今でも置いてある。
中古も探せば、まだすぐに見つかるレベル。
(相場はだいぶ上がったけど)
値段も今のところ新品1000円台前半を維持しているので、CDEに比べれはかわいいものだ。
そんなわけで登板機会の増えたCDだけど、こいつが意外とテクニカルなルアーなのだ。
子供の頃から投げ倒しているくせに、おっさんになってから気づく奥深さ。
沼が深すぎません?
いやいやお前、なに言ってんだ。
CDこそ投げて巻けば釣れるシンプルなルアーだろう。
そんなツッコミは承知の上で。
確かにCDは投げて巻けばいい。
飛距離こそ大したことはないが、シンプルに投げて巻けば生じるプルプル震えるその独特のアクションで、全世界で幾千万の魚を魅了してきたはず。
僕もこれまでそうしてきた。
が、しかし。
それはCDの一面でしかなかった。
それに気づいたのは、ストリーム型のエリアトラウトで投入したとき。CD5だった。
使い込まれたことのある方ならわかって頂けると思うが、CDはカウントダウンさせても、リトリーブのスピードで浮き上がり、サイズとスピードの釣り合いが取れたレンジで一定を保って泳いでくる。
よってボトムに沈めても、ボトムで速巻きは出来ない。結構浮き上がるのだ。
なので、淵のようなポイントのボトムスレスレを通そうと思うとゆっくり巻く必要がある。
するとあのCDのアクションするプルプル感がなくなってしまう。
僕には、ああ、遅すぎて動いてないな、別のルアーを使うか、と思わせるのだ。
そこに罠があった。
どクリアーな清流でその状態のCDを目視していると、これまた魅力的なユルユルアクションで動いていたのだ。
ウォブリングは手元に伝わらない。
しかしながら、正に水底で揺らめく弱った魚のように。
これがまたFとも違うアクション。
これを発見した僕は、ラインを張らないまま糸の重さだけで引っ張るイメージ(実際はPEにナイロンリーダーだったので、本当にラインの重さだけでは寄せられない。あくまでもイメージ)で、深場をナチュラルドリフト。
この感覚は渓流のミャク釣りに似ている。
すると、魚が後ろからスルスルっと寄ってきて、補食体勢に入り...。
見切る。
喰わない。
ええぇ~。
なんだダメじゃん、と、おなじ辺りを狙って普通に投げて、ブルブルさせながら巻いてくるとググン!
ええぁええ?
まあ、結果としては普通に巻いて釣れたわけで。
ここからは僕の考察。
底をユラユラ這わせて、エサだと思った魚は追いかけてきた。
しかしクリアな水で視界がよく、かつルアーにスレた魚は、手前でエサではないことを見切った。
一方、ブルブルさせるリトリーブはクランクベイトにも通ずる、リアクションの釣りだ。
正体をハッキリさせないまま、思わず口を使わせる、いかにもルアー的な動き。
※ちなみに本物の逃げる魚はブルブルなんてしない。最大限の力を最小限の水の抵抗で活かすため、むしろシューっと泳ぐ。
これに近いルアーの動きはストレートワームのジグヘッドでのタダ巻きと思われる。
つまりCDはエサ寄りのルアーにもなり、ルアーらしいルアーにもなる。
これまでシーバスの夜釣りでばかり使っていたからわからなかったよ...。
エサ的な使い方も、今回は釣れなかったけど、夜やささ濁り程度の水質ならいかにも効きそう。
アピール度は弱い使い方なので、今度、リバーシーバスでここぞという時に試してみよう。
なおCDには、1、3、5、7、9、11のサイズラインナップがあって、僕が好きなのは3から7。
1はバルサ素材故の個体のバラつきが厄介で、ハズレがままある(F3程ではないが)。
9と11はほとんど使った事がなくて、まあ深い理由もないのだが、最近このサイズのルアーが効く場所に行ってないので使い込みが足らない故。
しかし、CD9や11はあんなところで効くのではないかという想像も広がっており...。
今年もラパラが手放せないことになりそう。
初釣りはまだ行けていない僕ですが、今年は是非ともラパラCDを極めて見たいものです。
Posted by 大盛貝塚 at 08:25│Comments(0)
│ルアー
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