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大盛貝塚
大盛貝塚
人生色々ありますが、魚が釣れるとそれなりに幸せな人。

2016年06月18日

ちょっと変わったパックロッドだぜ

パックロッドが好きだ。
釣りがアウトドアであるかぎり、アングラーは外に竿を持っていかなければならない。そこでの荷物は最小限であることが望ましいのは言わずもがな。
ワンピースやツーピースのロッドが性能が良いのはわかるけど、やっぱり仕舞い寸法は重要。まあ車なら大抵ツーピースで大丈夫だけど、電車だと出来れば鞄に仕舞えるサイズが嬉しい。

とか思いつつ、買った竿がこちら。
シマノ トラスティック610-710L です。廃盤ではないのだけど、新品をなかなか店頭で見かけない。仕方なく中古の黄色い店で一本あったのを確保したブツ。
ちょっと変わったパックロッドだぜ

基本は4ピースで、バット部分が長さが二種類のブランクが付属していて、6フィート10インチと7フィート10インチの二種類の長さを一本で調整出来るという便利な竿。
海外企画品らしく、日本ではちょっと変わった感じに仕上げられている。
ガイドはsicじゃなくハードロイ。でもPEラインでも何の不都合もありません。僕にとってはだけど。
ちょっと変わったパックロッドだぜ

基本的に海外仕様なので、多分アメリカかヨーロッパ向けなのだろう、重量は重め。
重量バランスは短い方のレングスに合わせているようで、長い方のブランクを繋げるとちょっと持ち重りする。
アクションは割りと素直な胴調子気味のミディアムファスト。これはおそらくブランクの素材が関わっていて、多分カーボンなんだろうけど妙にグラスっぽい低弾性な性能の竿に仕上がっている。
おかげでLアクションながら、結構重いルアーでもキャスト出来るし、粘りは強いように思う。
普段の使用感であればパックロッドであることを感じさせない、なかなか優秀な作りだ。
ルアーだけじゃなく、キスのちょい投げ程度なら天秤も背負えるので、まさにパックロッドにふさわしい汎用性を持っている。
汎用に魅力を感じる僕は、旅先に持っていくだけでもなく普段からハードユースしていて、一時期僕のメインロッドだった。

シマノ(SHIMANO) トラスティック S610-710L


ただ、残念ながら欠点もある。
竿がダルいので、ワーム使いには扱いづらい。シェイクとかは出来ないと思った方がいい。
あと、これが個人的には一番の難点なのだけど、残念ながら「バットで魚を寄せる」能力に欠けている。
シーバスに使うことが多かったのだけれど、乗りは良いし突っ込みは耐えられても、直後のヘッドシェイクでバレてしまうのだ。
擬音で表して恐縮なのだが、「(ヒット)ジイイイイ... フッ(フックアウト)」といった感じの、突っ込みが止まった瞬間バレる10秒ファイトがとても多かった。
多分、バットの反発力が少ないので、魚が止まった後、自分で考えているよりも糸のテンションが弱くなっているのだろう。
魚の頭のブルブルもきちんとテンションを保てば凌げるのだけど、それがオートマチックには出来ない。やるとすれば常に巻き続けてやることだろうけど、残念ながら僕には、刻々と変わり続け、不意に変化する魚の突っ込みをあしらいつつ巻き続けるという芸当ができなかった。ゴリ巻きとは違うのよね... 。
とある日にナマズをこの竿で掛けて、寄せにえらい苦労した割にはサイズがそうでもなかったので、そのときに気づいてしまった次第です。

その後、ツーピースながらトラウトワンスペシャルという今の愛竿に出会い、トラスティックは本来の旅行用に格下げされてしまうのだが、まあそれでも面白い竿ではある。
口の硬い魚、ヘッドシェイクしない魚なら十分戦えると思う。
最近、海外で使う為の怪魚ロッドが流行っているけど、そんなに気張らず釣りをしたい貴方へはオススメします。


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Posted by 大盛貝塚 at 16:49│Comments(0)竿
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